2025年9月22日から27日まで行った日本のイノベーション系伝統芸能を集めた「電脳和風WEEK」は大成功に終わりました。演者やスタッフも7カ国のメンバーが集まり、屋外のポップアップステージ南で、雨もなく味わい、盛り上がりました。
9/22 バイリンガル落語
大阪万博での「電脳和風WEEK」の1週間公演の始まり。初日はカナダ人落語家の福龍さんとインド人落語家のSanQさん。英語がメインの落語でした。お客様も大屋根リングまでいて、笑ってもらい良かったです。最初に電脳和風から、松竹座や国立の課題も一言お伝えしました。


9/23 大衆演劇
電脳和風ウィーク2日目は、恋川純さん率いる大衆演劇の恋川劇団。ポップアップ南ステージの開幕依頼 最高の人手と言われました。大声援。芸も踊りに三味線に群舞など。なんと彼らは舞台合わせを一度も無しで、いきなり舞台に出て踊り、魅せました。


9/24 新作文楽
文楽でキリストの生涯を描く、豊竹若太夫師匠が作られた「ゴスペル・イン・文楽」。万博ならではの世界の音楽が聴こえる中で、日本の文楽をアピールしました。本当に間近で、人形の指使いや、足まで見られました。下駄を使わずに、ドンドンと足音を鳴らす迫力。大屋根リングから見る方もたくさん。ふれあいコーナーも大好評でした。


9/25 バイリンガル落語
カナダ人落語家の桂サンシャインさんと、そのアマチュア弟子4名の公演でした。アマチュアで初舞台の方もいましたが、さすが弁護士の皆さんで、語りは日本語も英語も滑らか。途中ドローンが飛ぶという想定外はありましたが、仲間や家族サポートもあって、観客も演者も笑いで力を得ました。


9/26 大衆演劇
大衆演劇の劇団美山の公演で、三味線と太鼓も加わりました。生の音は迫力と乗りのドライブ感がありました。江戸時代の阿国歌舞伎は、きっとこんな感じだったのかなと思わせる演者も観客も熱狂ぶりでした。


9/27 未来に向けたブレスト
「電脳和風ウィーク」の最終日には、カマコン(鎌魂)が登場。海外からの留学生も、たくさんブレストに参加してくれました。個人のチャレンジや悩み解決で、「万博ロス対応はどうする⁈」というテーマが出てなるほどそれほど凄い場の力が、万博にはありました。


ということで、1週間雨も降らず、映画「国宝」の喜久雄ではないが、舞台に神が宿るのを感じることができました。ご参加や応援いただいた皆様、本当にありがとうございました。